会社案内
代表挨拶
お客様から頂戴する喜びを社員と共有する。
それが、創業から変わらぬ冨士自動車の姿です。
わが国の旅客自動車運送業の草分けである、私たち冨士自動車の創業は大正12年。関東大震災の年にT型フォード2台で事業を開始してから、今日につづく歴史は始まります。以来、戦争の混乱を乗り越え、モータリゼーションの発展とともに歩み、社会の繁栄を担う一翼として実績を積み重ねてまいりました。
創業時から変わることのない当社の信念、それは「すべては人に帰する」ということに尽きるのではないでしょうか。人と人の出会いを大切にし、お互いを理解し合う。そのことがひいては社会との調和、発展に貢献する真の道につながっていくのです。人づくりこそ、当社の命運を握る、そう確信し一貫して社員の一人ひとりと真摯に向きあってきました。
冨士自動車のサービスをご利用いただくお客様に対し、安心・安全をお届けすることはもちろん、人としてのやさしさをそなえた接客を通し、心から喜んでいただくこと。お客様から頂戴したその喜びを社員と共有することこそ、経営を担う者としての大きな財産であると思っております。
現在、私共へ求められるサービスが多様化する中、様々な社会の要請にお応えしてきました。またハイヤー、観光バスのご利用形態も変わる環境にあって、より柔軟なサービスの提供にもいち早く取り組んでおります。根幹であるタクシー事業はもとより、伝統あるハイヤー事業、観光バス事業ともに「サービスは人、冨士自動車は人」の揺るぎない想いで、お客様のご期待にお応えしていきたいと思っております。
「基本に忠実、変化に対応」。次の100年へ、さらなる成長をめざします。
近年のテクノロジーの進化は目覚ましく、弊社でも配車アプリを導入してお客さまが手軽かつスムーズにタクシーを利用できる環境を整備しました。さらに、自動運転技術の実現も目前に迫っており、自動運転タクシーの商用化も予測されています。
創業者から伝えられた「基本に忠実、変化に対応」という言葉の通り、新しい技術を積極的に取り入れることで競争力を強化しながらも、快適なサービスでお客さまを安全に目的地までお送りするという創業以来の基本を貫いてまいります。
冨士自動車は、おかげ様で創業100周年を迎えました。これまでの100年の間には多くの困難や試練がありましたが、それを乗り越えられることができたのは、お客さまや地域社会からの温かいご支援やご協力があったからこそです。
次の100年も、時代の変化に合わせて常に成長をめざしながら、社員一同、心を込めたサービスの提供に努め、お客さまや地域社会に貢献する企業であり続けます。
これからも冨士自動車をよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 佐藤 要一